絹に木綿、寄せ（おぼろ）と豆腐にもいろいろと種類があります。なかでも寄せ豆腐はとりわけ重要で、作るのにも技術が必要。しかし、それがおいしい店は、他のどの豆腐を食べてもおいしいのだとか。
そんな本日は、行田在来青大豆の寄せ豆腐「三代目豆腐」をご紹介します。

器に盛るとフルフルと揺れて、どんな食感なのか期待が高まります。三代目店主がお勧めする食べ方は、お塩。それにならってまずはひと口。

舌の上でなめらかに溶けていく豆腐は、大豆の味が濃くて甘い。あと味は濃厚な豆乳を飲んだかのようです。塩で食べたからこそ大豆本来のふくよかな味がよくわかります。
今度はちょっとお醤油をたらして。
醤油の持つしょっぱさが大豆の甘みをより引き立てます。

行田在来青大豆は、甘みが強く独特の風味を持った、行田市が全国に誇る希少な大豆。この大豆と三代目店主の技術と情熱で作ったお豆腐がおいしくない理由がありません。

このお豆腐は、行田・宮本の「かどや豆腐店」で購入できます。愛宕神社の近くにあるお店は、創業60有余年の行田市内唯一の手作り豆腐店。

行田在来青大豆の寄せ豆腐「三代目豆腐」をどうぞ。
（取材：レッド）

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