持ち帰りの冷凍餃子が人気の〈餃子＆味宗〉。今回は日本人好みの味を追求して辿り着いた、ここでしか食べられない絶品角煮丼をご紹介します。

普通の角煮丼とは一線を画すこちらの丼。角煮と言えばバラ肉や肩ロースを使うのが定番ですが、なんと使っているのは『豚軟骨』。もちろんそのままではかたくてとても食べられないけれど、じっくり煮込むことでコラーゲンがゼラチン状に変化し、箸ですっと切れるほどのやわらかさに。
脂とは違うとろける食感に、ぎゅっと凝縮された豚肉のうまみ。ラーメンのスープは豚骨を煮出して出汁をとるくらいなので、軟骨のうま味が濃厚なのも納得です。タレが染みたご飯と半熟の目玉焼きの相性も抜群！

使用しているのは風味豊かな金笛醤油とスパイス。濃い味付けで誤魔化すことなく、お肉本来の味を引き立てます。自家製メンマにスープ、サラダまでついてトータルの満足度もかなり高め。優しい味で特に女性や年配の方のリピートが多いのだとか。あっと言う間に完食です。

中国出身のオーナーが作る中国の家庭料理は、本格的だけど日本人が好きな味。他のメニューも食べたいけれど、またこの角煮丼が食べたい！
（取材：えび子）