埼玉県北部で見られる「蓮の花」

夏になると咲き始める蓮(ハス)の花。池の中から真直ぐに伸びて花を咲かせる姿は、神秘的な美しさで魅了されます。
埼玉県北部で見ることができる「蓮の花」をご紹介します。(編集:J子)

  • 更新日:2023/08/21
  • 公開日:2023/07/05
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古代蓮の里(行田市)

埼玉県北部で「蓮の花」といえば、こちら!
行田市の古代蓮の里です。

「古代蓮の里」では、行田蓮(古代蓮)を中心に約12万株の蓮の花を見ることができます。

■行田蓮(古代蓮)
行田市の天然記念物に指定されている「行田蓮」(古代蓮)は原始的な形態を持つ1400年~3000年前の蓮であると言われています。古代蓮にほど近い公共施設建設の工事の際に、偶然出土した種子が自然発芽し甦り、池に開花しているのが発見されました。地中深く眠っていた多くの蓮の実が出土し、自然発芽して一斉に開花した事は極めて珍しいことといわれています。

行田蓮(古代蓮)

■蓮の花はいつ咲くの?
蓮の花の開花は4日間です。日の出と共に咲きはじめ、午前中には花が閉じてしまいます。

【蓮の花の命】
❶1日目
開花初日は午前6時頃から花弁が開きはじめ、3~4cmほど開いたのち、8時頃にはつぼみの状態に戻ります。
❷2日目
午前7~9時頃には満開になります。花は最も美しい時を迎え、優しい香りが漂います。そしてまた、つぼみの状態に戻ります。
❸3日目
2日目と同じ経過をたどり、最大に開きます。受粉しためしべは黒っぽく変化し、花の色が退色します。昼頃には閉じ始め、閉じかけたまま夜を迎えます。
❹4日目
7時頃には完全に開きます。早いものでは8時頃から散りはじめ、昼には全ての花が散っていきます。

甲斐姫

■蓮の花の「花言葉」
蓮の花言葉は「清らかな心」「神聖」です。
泥水のような池(蓮田)の中から真直ぐに茎を伸ばし、その先に華麗な花を咲かせます。泥から出てきても泥に汚れることはありません。このことから蓮の花は清らかさの象徴と考えられ、仏教では神聖な花とされてきました。

確かに泥で汚れてないですよね。しかも見る人の心を穏やかな気持ちにさせてくれます。蓮の花って神秘的ですね。

撮影日:2023年6月29日

【開花時期】6月24日(土)~8月6日(日)花の見頃は午前中です。
 ※午前7時から午前9時の間のご鑑賞がおススメです。

【駐車場有料期間】6月24日(土)~8月6日(日)
 有料時間/ 5:00~14:00
 料金 普通自動車 500円(10人乗り以下)
    中・大型自動車 1,500円
 ※土・日祝日はJR行田駅前~古代蓮の里までのシャトルバスが運行されています。

【古代蓮会館営業時間】7:00~16:30(受付は16:00まで)
 ※期間中は無休
 入館料/大人(高校生以上)400円 小人(小・中学生)200円

古代蓮の里

住所 〒361-0024 行田市小針2375−1
電話番号 048-559-0770
営業時間

【古代蓮会館】
[通常期] 9:00~16:30 受付時間16:00まで
[蓮の開花期間(6月中旬~8月上旬)] 7:00~16:30 受付時間16:00まで

【公園】
[通年] 終日

【売店】
[通常期] 9:00~16:00
[蓮の開花期間(6月中旬~8月上旬)] 7:00~16:00

【うどん店】
[通常期] 11:00~14:00
[蓮の開花期間(6月中旬~8月上旬)] 9:00~14:00

店休日

月曜日

(祝日は営業)
・祝日の翌日(土及び日曜日の場合は営業)
・年末年始
※うどん店は月曜・火曜日(祝日は営業)

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