J子のちょっくら行ってきま~す!Vol.2【深谷ねぎ最盛期】

彩北なび!スタッフのJ子の「ちょっくら行ってきま~す!」の第2弾!
今回は深谷ねぎの現場へちょっくら行ってきました~!(編集:J子)

  • 更新日:2022/02/01
  • 公開日:2022/02/01
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今回の「ちょっくら行ってきま~す!」は…
1年で1番寒い今!鍋が美味しい季節です!鍋といったら「ねぎ」はかかせませんよね!ねぎといったら…
そう!『深谷ねぎ』です!寒さが厳しいこの時期は甘みが増してさらに美味しい季節!なかなか見ることのできない農家さんの作業や、市場での竸りの様子をのぞかせてもらいました~!

畑でとれた深谷ねぎがスーパーに並ぶまで

たくさんの生産者さんが収穫した「深谷ねぎ」は産地市場(中瀬青果市場)に集められます。産地市場に集まった新鮮な野菜は競売にかけられ1番高い値段をつけた仲買人さんに落札されます。落札された深谷ねぎはさらに消費市場へ運ばれ、2回めの競売へ。その後全国各地へ配送され、スーパーや小売店に並び、消費者に届けられます。

今回は、ねぎ農家さんの収穫から産地市場までをちょっくらおじゃましてきました。

深谷市内ではいたるところでねぎ畑を見ることができます。
特に今回ちょっくらした「中瀬青果市場」の周りにはねぎ畑がたくさん!

収穫したねぎは根を切り、「シューシュー」の風圧でねぎの外側の皮を剥いています。中からは真っ白な美しい深谷ねぎちゃんたちが!
このシューシュー部屋、玉ねぎ切ったときみたいに目が痛い~(*_*;
15分くらい居るとなれてくるそうです…。


その後、深谷ねぎちゃんたちは選別されサイズごとに箱詰めされ市場へ運ばれていきます。

1年で1番寒い、大寒の時期は『寒堀ねぎ』と呼ばれ、寒さから身を守るため糖を蓄え1年で1番甘いねぎとのこと。
取材させていただいたねぎ農家の河田さんのねぎのすきな食べ方は、「天ぷら」と「鍋」とのこと。

中瀬青果市場

続いてのちょっくらは【中瀬青果市場】です!
深谷駅から車で15~16分の距離にあり、昨年大河ドラマで一躍有名になった、渋沢栄一の生家「中の家」から近い距離にあります。

市場の前では大きなトラックに深谷ねぎが積み込まれています!
市場の中からは何やら聞き慣れない、こぶしの効いた歌?のような声が!
さっそく中へ入ってみましょう♪

市場の中にはたくさんの深谷ねぎのケースが並んでいます。その数なんと!7,000箱ッ!さすが最盛期!今が一番多い量とのことでした。
そして気になる、演歌調のこぶし!声の方向には人だかりが!
もっと近づいてみましょう!

これが噂の!競りです‼
農家さんから出荷された深谷ねぎは、1番高い値段をつけた仲買人さんに落札されていきます。
「符牒(ふちょう)」という独特の競売用語。何を言ってるのかサッパリですが、なんだかワクワクします♪
仲買人さんは商品の値段や数量を手で合図を出し、次々に競りが進んでいきます。あっという間に競りが進んでいき、いつ落札したのかも素人には全くわかりません!

もはや呪文にしか聞こえない…。
中瀬青果市場の矢部さんによく使われる「符牒」を教えていただきました。

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「千両」や「ズベ」→1,000円
「ドーグ」→1,100円
「チョンブリ」→1,200円
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教えていただいたおかげで、この3つだけは聞こえるようになってきました~!
そんなこんなで次々に競りが行われ、約1時間で7,000ケースが落札されていきました。

落札されたねぎはトラックに積み込まれ、消費市場へ運ばれていきます。消費市場では各地から集められたさまざまな野菜や果物などが競売にかけられ、その後スーパーや小売店に並び、私たち消費者が購入することが出来ます。

普段見ることのできない、今が最盛期でお忙しい中、作業を見せていただいたねぎ農家の河田さん、競りの様子を間近で見学させていただいた中瀬青果市場の矢部さんをはじめ市場のみなさんや仲買人のみなさん、ありがとうございました。

みなさんはどんなねぎの食べ方がすきですか?
お味噌汁に入れるのがすきなJ子です。
甘くて美味しい「深谷ねぎ」をお楽しみください~!

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